メドピアより非常に興味深いアンケート結果が提示された。 医師の9割「ネット検索で正しい医療情報にたどり着くのは容易ではない」

引用:調査結果のサマリー

【1】「テレビ」「雑誌」「新聞」「インターネット」で発信される医療・健康情報の内、医師からの信頼が最も高いのは「インターネット」であった。誤った情報が混在している問題はあるものの、情報を見極めるリテラシーがあれば参考になる情報を取得できると評価。

【2】一方、医師の9割が、一般の人がインターネット検索で自分の症状に合った正しい情報にたどり着くのは「容易ではない」という考えを示した。同じ症状でも対象疾患は無数にあり、玉石混交の情報の中から自分に合う正しい情報を判断するのは困難と指摘。 【3】また、医師の8割が「自身の症状についてはインターネット検索よりもまずは医師など医療従事者に直接聞いてほしい」との考えを示し、3割の医師が「インターネット上の情報で自己診断・処置をした患者の対応に困った経験がある」と回答した。 【4】Googleのアップデートによる情報の改善可能性については、「分からない」という医師が7割と大半を占めた。また、高く評価されていく方針の「医師からの情報発信」に関しては、医師の9割が「(現状)発信していなく、今後も発信するつもりはない」と回答した。

今回の記事について ~Loquatの皮膚科専門医に聞いてみた~

確かに、私の個人的な経験からもインターネット、TV,新聞、雑誌で見かける医療情報で皮膚科領域のものに関しては違和感のある情報が多くあります。

皮膚科領域で多いのは、皮膚科以外の専門領域の医師が回答していたり、発信していたりすることが多いです。(他の専門領域でも似たようなことがあるのであろうと思われる。)

医療情報に関しては、学会などの公的な機関のホームページが正確な情報を載せているが、一般の人にとっては決して読みやすいものではなく、認知度も高くはないと思います。

ちゃんとした医師のブログなどを参考にするのが良いのですが、どの医師がちゃんとしたことを書いているのかは、その専門領域の医師に聞くしかないのかなと思いますし、一般の人にはどの医師がちゃんとした医師なのかを判断することがなかなか難しいです。

そこで、一つの判断材料として「専門医」という資格を参考にしてみてはいかがでしょうか?これは、一定以上の臨床経験や論文・学会発表などをし、その上で試験を受けて通った医師が得ることの出来る資格であり、一定レベル以上の能力を持っているという客観的な判断材料となります。例えば皮膚科領域でいえば、日本皮膚科学会のページに皮膚科専門医マップというものがあり、都道府県別に専門医を検索することができます。 皮膚科専門医マップ 医師の発言や発信内容を見る際には、その医師がその専門領域の専門医の資格を持っているのかどうかを調べてみることで信憑性の判断の助けの一つになるであろうと思われます。

もちろん直接専門家のアドバイスを聞くことができればそれに越したことはありません。メドピアのプレスリリースにあるfirst callや私たちの提供するLoquatのような専門家とつなぐサービスが少しずつ利用可能になってきています。判断に迷うときには、こういったサービスも一つの手段としてとらえるのもよいかもしれません。

まとめ

インターネットの情報をやみくもに検索しても、信頼できる情報にたどり着くのは容易ではありません。情報の発信者を調べ、その情報が専門医などの資格を持った人によって書かれているかを参考にすることで、信頼できる情報にたどり着きやすくなります。

皮膚や肌のことでお困りですか?

Loquat(ロクアット)なら匿名で、皮膚・肌のトラブルを皮膚科専門医に相談できます。